【Obsidian】Zettelkastenの思想でメモを書くためにObsidianを使ってみた part2
こんにちは。
前回ざっくりと Obsidian についての説明をいたしました。
もしまだ見てない方がいたらぜひ。
【Obsidian】zettelkasten の思想でメモを書くために Obsidian を使ってみた
さて、今回はプラグイン編です。
プラグインについて
まずは、プラグインについて記載します。
Obsidian にはデフォルトで使用できるプラグインの「core plugins」とセーフモードを解除することで使用できる「community plugins」の 2 種類があります。
このアプリは完全ローカルで完結するアプリなのでデフォルトでセーフモードがONになっています。
Daily Note
core plugins にある「Daily Note」は本日のノートをパッと作成できるプラグインです。
こちらを ON にして設定でタイトルに日付のフォーマットやテンプレートを決めることができます。
私はタイトルのフォーマットは「YYYY-MM-DD」に設定して、テンプレートに本日やることなどを書く欄を作成しています。
これにホットキーを設定して毎日業務開始時に作成しています。
Zettelkasten prefixer
こちらは、Zettelkasten Note のタイトルやテンプレートを設定できます。
私はメモを作成する際に同じファイル名ができないように秒単位でタイトルを作成するように設定しています。(YYYYMMDDHHmmss)
ちなみに、このアプリはFrontmatterを使用することができるのでテンプレートにはこちらの枠だけ作ってあります。
タイトルやタグを設定できるような感じですね。
あとは作成日を内部リンクで作成して日付から参照できるようにしています。
作成日の内部リンク
なぜ内部リンクで作成日を作成するのか。
それは[Daily Note](##Daily Note)から参照できるようにするためです。
Daily Noteのタイトルはどういうフォーマットになっていたでしょうか?
「YYYY-MM-DD」です。執筆日の日付で表すと「2022-03-26」となります。
また、メモの作成日は「2022-03-26」というテキストでリンクとなります。
もうおわかりですね。
メモファイルがすべてその日のDaily Noteに紐づくようになります。
Obsidianにはバックリンクという機能があるのですべてのメモを辿ることができるようになります。
メモのタイトル
メモのタイトルも作成時点の日時で作成されます。
人によっては「タイトルが分かりづらい!」「なんのメモだか分からん!」と思う方もいるかと思います。
確かに日時だけ見てなんのメモか分かる人は少ないと思います。
その場合はタイトルを変更するのもありです。
ただ、私は自動で作成されたタイトルを書き換えるような手間はできるだけ避けたいです。もっと気楽にメモを作成したいので。
そこでFrontmatter の出番です。
aliases
というキーを設定してそこにタイトルにしたい文字を入れるとObsidianはそれもタイトルとして認識します。
やりやすい方法を使ってみてください。
Vimrc Support
ここからはCommunity Pluginsです。
私のメインエディタはVimとなっているのでできればこっちでも同じ操作感でできるようにならないかなと思っていたらありました。
元々、デフォルトの設定でVimの操作に変更できるのですが、設定ファイルである.vimrc
は使用できないのでこのプラグインを入れています。
こちらを含めCommunity Pluginsを入れる際にはセーフモードをOFFにしなければなりません。
OFFにする際注意書きにも出ますが、Obsidianの特徴である完全ローカルでは使用できなくなるのでそこは注意です。
インストールできたらObsidianのルートフォルダに.obsidian.vimrc
というファイルを作成して完了です。
基本的な設定はVimのまま使うことができますが、さすがに全ては使用できません。
キーマッピングくらいですね。
設定方法はリポジトリを貼っておきますのでこちらを参考に。 https://github.com/esm7/obsidian-vimrc-support
その他
他にもカレンダーを表示できるプラグインなどCommunity Pluginsには多岐に渡ります。
私もまだまだ使用したことのないプラグインがたくさんあるので使用したらまた追記したいと思います。
まとめ
今回は主要なプラグインについて書きました。
Community Pluginsについては必須なことはないのでデフォルトのプラグインでほとんどやりたいことはできると思います。
まだまだ使いこなせてない機能もたくさんあるのでこれからも追記しますのでよければ参考にしてみて下さい。