【Obsidian】Zettelkastenの思想でメモを書くためのメモアプリを使ってみた
皆さんはどんなメモアプリ使ってますか?
以前、【Zettelkasten】最近の私のメモの取り方について という記事を書いたのですが、この思想をもとにメモを取れるアプリがあるので残しておきます。
Obsidian
Obsidian は2022年現在、私が思う最高のメモアプリです。
このアプリのコンセプトは公式サイトにもでかでかと書いてあるように、
「A second brain, for you, forever.」
直訳すると、「第二の脳、あなたのために、永遠に」というこのメモを第二の脳として色々な情報を保存してねって感じのアプリです。
特徴
まずアプリを使う上で私が外せない条件としては以下です。
- マークダウンで書ける
- Vimのカーソル操作ができる
この2点は最低限必要となる私の条件です。
これを踏まえた上でこのアプリの特徴は以下です。
- 作成されるファイルは純粋な
.md
ファイル - 標準のプラグインでVim操作が可能。追加プラグインで
.vimrc
もサポート(100%ではない) - デフォルトではネット接続はなく完全ローカル環境で使用可能
- グラフビューなるものがある
- リンク機能が優秀
ざっとこんな感じです。
軽く説明していきたいと思います。
ファイル拡張子は.md
これは個人的には結構重要だったりしますが、あんまり対応してないものもあったりします。
アプリ内の特殊拡張子だと、そのアプリ以外では参照できないですしファイルの移行も面倒です。アプリによってはフォルダも固定されていることもありますね。
ですが、Obsidianは純粋なマークダウンファイルで作られるのでVScodeなどのテキストエディタでも閲覧、編集できますので取り扱いが楽だったりします。
Vim操作も可能
これは大多数の人には関係ないと思いますが、普段Vimを使っている人間からするとVim操作ができないとめちゃくちゃ不便です。
標準でカーソル移動がサポートしてますし、追加プラグインを導入すればキーマップも変更することができます。
難点としては追加プラグインを入れると後述する完全ローカル環境での構築ができなくなります。
完全ローカル環境使用可能
最近は常時ネット接続をしてバックアップを取ったり、別端末と同期したりというものが多いです。(最近はほとんどそうかな)
それ自体は便利なので問題ありませんが、仕事で使うとなるとちょっとどうかなと思います。
やはりネット上にバックアップがあるとあまり業務内でのメモとか秘密情報あるものは書けなくなりがちです。
このアプリはネット接続のメリットを捨てながらもそういったユーザーのために完全ローカルかにしているのかなと思います。
なのでアプリ単体で無料ユーザの場合はバックアップや同期はできません。
バックアップしたい方は以下の対処法でできます。
PC版のバックアップ方法
PCでお使いの方はクラウド上にフォルダを配置することでバックアップと同期を取ることができます。
SP版のバックアップ方法
SPの場合は現在有料プラン以外で任意のクラウド上にフォルダを配置することはできないようです。 iPhoneユーザーの場合はicloudを使用すればバックアップが取れるようですが、Androidは現在方法がないようです。
グラフビュー
このアプリの特徴として、グラフビューというものがあります。
まだ私は全然ですが、こんな感じです。
この点々が各ファイルです。
その点々を繋いでいる線が各ファイルとのリンクになっています。
これはZettelkastenのルール「カードは常に他のカードとリンクさせる」を視覚的に見れるようになって非常に良いと思います。
リンク機能が優秀
Zettelkastenでメモを書くには各ファイルとのリンクが非常に重要となってきます。
Obsidianは標準でファイルリンクをサポートしているので[[ファイルタイトル]]
と書けばファイル同士でリンクできます。
補完してくれるのでタイトルを全部覚える必要はないです。
こんな感じ。
このようにリンクしておけばいつでもリンク先、リンク元に移動できます。
まとめ
本記事ではObsidianの基本機能を抜粋して書いてみました。
他にもデイリーノートやZettelkastenノート等様々な機能が沢山あります。
ただ全部書くと長くなるのでちょっと記事を分けようかなと思います。
良ければ次の記事もご覧ください。